
田中みゆきTANAKA Miyuki
キュレーター、アクセシビリティ研究者、ソーシャルワーカー
滞在:ニューヨーク
2025年10月渡航予定
滞在:ニューヨーク
2025年10月渡航予定
今後の活動
- 滞在
- ニューヨーク
- 滞在期間
- 2025年10月
プロジェクトテーマ「エイブリズムに陥らないテクノロジーのあり方の研究」
アクセシビリティとエイブリズムは表裏一体であり、ともすると健常者の社会にマイノリティを同化させ、その価値観を強化する方向に働きかねない。それを加速させてきたのがテクノロジーとも言える。
本研究では、テクノロジーとエイブリズムの関係に着目し、従来の資本主義を中心とした健常者の価値観の外側に置かれてきたマイノリティコミュニティが主体となるアクティビズムや社会実装のあり方について考察する。
プロフィール
「障害は世界を捉え直す視点」をテーマに、カテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画。表現の⾒⽅や捉え⽅を鑑賞者とともに再考する。2022年ニューヨーク⼤学障害学センター客員研究員。主な仕事に、「ルール?展」(21_21 DESIGN SIGHT、2021年)、「⾳からつくり、⾳で遊ぶ。わたしたちの想像・創造を刺激する『オーディオゲームセンター + CCBT』」 (シビック・クリエイティブ・ベース東京、2024年)など。主な書籍に、『誰のためのアクセシビリティ?』(リトルモア)、『ルール?本 創造的に⽣きるためのデザイン』(共著、フィルムアート社)がある。
- 名前
- 田中みゆき
- 誕生年
- 1980
- 誕生地
- 大阪
- 拠点地
- 東京
- ウェブサイト
- メールアドレス
- info@miyukitanaka.net
主な経歴
- 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程在籍(2020年〜)
- キングトン大学コンテンポラリーデザインキュレーション修士(2008年)
- 上智大学外国語学部英語学科国際関係副専攻(2004年)
主な展覧会
- アートプロジェクト「ある日」(2025年)
- 音からつくり、音で遊ぶ。わたしたちの想像・創造を刺激する「オーディオゲームセンター + CCBT」(2024年)
- 「音で観るダンスのワークインプログレス」(2017〜2022年)
- 展覧会「語りの複数性」(2021年)
- 21_21 DESIGN SIGHT企画展「ルール?展」(共同ディレクション、2021年)
- 映画「ナイトクルージング」(2019年)
受賞歴
- 第22回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出(2018.3)
- 第25回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出(2022.4)
レジデンス参加歴
- 城崎国際アートセンター(2022年)
助成金・フェローシップ
- アジアン・カルチュラル・カウンシル ニューヨークフェローシップ(2022年)
- 文化庁新進芸術家海外研修制度短期研修(2018年)
- 大和日英基金奨励助成(2016年)
出版・メディア掲載
- 誰のためのアクセシビリティ? 障害のある人の経験と文化から考える(2024年)
- ルール?本創造的に生きるためのデザイン(2024年)
講演・レクチャー
- アクセシビリティカンファレンス福岡 セッション1「障害は乗り越えられるべき課題なのか?」(2024年)
- 世界デザイン会議 Breakout Session 3 - Technology Panelist登壇「Is Technology Enabling or Disabling Us?」(2023年)